幼い頃から車が好きで、高校は工業科、大学は工学部に進学。 将来は自動車産業に関わる仕事に就きたいと考えていました。 就職活動を始めた頃は大手企業ばかり受けていたのですが、結果は芳しくなく、そんな時に就職課の先生に紹介してもらったのがコタニでした。 会社説明会に参加し、重要保安部品であるハブや、オートマチックトランスミッションの部品を製造していることに興味をもちました。 そして何より、工場見学の際に感じた雰囲気の良さが印象的でした。 総務の方だけでなく社内全体が和やかで、楽観的な性格の僕も受け入れてもらえそうな気がしたんです。(笑) 実際入社して、想像以上に働きやすくてビックリ。 直属の先輩は休みの日も遊んでくれて、この会社を選んで本当に良かったなと感じています。
実績のある製品を作る金型を、改修するための図面を描くのが現在の主な仕事です。 他社からの見積もり依頼で部品のおおまかな図面が送られてきた時は、似たような型番の図面を参考にしながら作図。 CADは高校の時から使用していたので抵抗はなく、基本的なことはすぐにできました。 難しい部分は先輩に教えてもらいながら進めています。 また、現場の要望に対し、検査用モデルの図面製図、刻印や成型不良対策の金型図面製図、2Dシミュレーションを用いての工程設計検討など、業務はさまざま。 先輩から振り分けてもらった目の前の仕事を少しずつこなしています。 今はとにかく食らい付いていくのに精一杯。 常に新しいことの連続なので、どうすれば最善か考え、積極的に質問し、たくさん吸収している毎日です。
見積りで難しい形の製品のシミュレーションを任せていただけた時はうれしかったですね。 シミュレーションソフトを使うのはその時が初めての体験だったこともあり、一週間という期限がある中で正直とても苦戦しました。 いろんな先輩にアドバイスをいただき、試行錯誤を重ねた上でやっと成功。 入社して以来の一番大きな出来事で、安堵とともに、役に立てたと実感できたことで達成感がありました。 また、実は最近「営業もやってみないか?」と上司から声を掛けていただきました。 取引先の会合で愛知まで同行させていただく機会もあり、期待してもらえているのかと少し自信がもてました。 話すことが好きな僕を見越して、新しくチャレンジできる途を用意していただける環境に本当に感謝しています。